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あたまごなし
「あたまごなしに叱られる」などのように用いられる「あたまごなし」 という言葉。
この記事では「あたまごなし」の語源や由来について解説していきます。
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あたまごなしの意味
相手の言い分を聞かずに、最初から決めつけた態度をとること。高飛車。高圧的。
あたまごなしの語源・由来
「あたまごなし」の「あたま」は意味を強める語で、「こなし」が主たる意味を担っています。
「こなし」は動詞「こなす」の連用形が名詞化したもので、 「こなす」は「細分化し粉状にすること」が原義ですが、「思いのままに扱う」という意味を派生しました。
つまり「あたまごなし」は、「頭から(最初から)思いのままに扱う」を意味する語であり、「高飛車・高圧的」の意を生じたと考えられます。
類語・関連語
・頭(あたま) ・高飛車(たかびしゃ) ・居丈高(いたけだか) ・高慢ちき(こうまんちき) ・老婆心(ろうばしん) ・お高くとまる(おたかくとまる) ・喧嘩腰(けんかごし) ・傍若無人(ぼうじゃくぶじん) ・口幅ったい(くちはばったい) ・我が物顔(わがものがお) ・お節介(おせっかい) ・出る幕ではない(でるまくではない) ・自分勝手(じぶんかって)
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