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粗
「他人の粗を探す」などのように用いる「粗」という言葉。
「あら」と読みます。
この記事では「粗」の語源や由来について解説していきます。
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粗の意味
人の欠点や過失。魚などをさばいた後のまだ食べられる身がついている骨。粗骨。
粗の語源・由来
「あら」は「あらい(荒い)」の語根と同様と考えられています。
「あら」古くは「穀物の外皮」を意味し、近世になると 良い部分を取り去った残りというところから、魚の「あら」という意味が生じました。
これがさらに転じて、 良い部分を取り除いた部分という意味で「欠点」という意味が生じたとされています。
類語・関連語
・荒巻き、新巻き ・くさや ・一夜干し(いちやぼし) ・削り節(けずりぶし) ・潮引き(しおびき) ・三枚下ろし(さんまいおろし) ・中落ち(なかおち) ・摘みれ(つみれ) ・大トロ(おおとろ) ・中トロ(ちゅうとろ) ・明太子(めんたいこ) ・鱶鰭(ふかひれ) ・ 玉に瑕(たまにきず) ・ 弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
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