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目次
イカサマ
現代でもよく使う言葉の「イカサマ」。
なぜ「イカサマ」というようになったのか、その語源や由来についてご紹介していきます。
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イカサマの意味
偽物。インチキ。ペテン。詐欺。
イカサマの語源・由来
イカサマは漢字で書くと「如何様」となり、「イカ」は「如何(いかが)」や「如何に(いかに)」の「イカ」で、「サマ」は「様」で様子を表します。
「如何様(いかさま)」で「どのように」「どんなふうに」が元々の意味。
これが転じて「どう見てもそうである」「いかにもそのとおり」という意味で用いられるようになり、「どう見ても本物だ」「いかにも本物だ」と人に思わせるようなものを「如何様」と言うようになったとされています。
イカサマは15世紀の漢和辞書「和玉篇(わごくへん)」に、「謬」の読みとして「いかさま」と記されているので、このころから「にせもの」の意味で用いられていたと考えられます。
また、イカサマをする人を意味する「如何様師(いかさまし)」は江戸時代後期に生じた言葉です。
類語・関連語
・如何わしい(いかがわしい) ・まやかし ・食わせ物(くわせもの) ・空似(そらに) ・ 詐欺(さぎ) ・ 嘘八百(うそはっぴゃく) ・でっちあげ ・ガセ ・美人局(つつもたせ) ・ばったもん ・八百長(やおちょう) ・ペテン師(ぺてんし) ・出鱈目(でたらめ) ・海賊版(かいぞくばん) ・法螺吹き(ほらふき) ・デマ ・濡れ衣(ぬれぎぬ) ・誤魔化す(ごまかす) ・眉唾物(まゆつばもの)
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