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遺憾
「遺憾の意を示す 」などのように用いる「遺憾(いかん)」という言葉。
古くからある言葉ですが、現在の言い回しになったのは比較的最近です。
この記事では「遺憾」の語源や由来について解説していきます。
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遺憾の意味
残念に思うこと。心残りであること。
遺憾の語源・由来
「遺憾」は 、「憾(かん=残念だと思う気持ち)を遺す(のこす=心に抱き留める)」という意味の漢語で、元の時代には存在したとされています。
日本では15世紀後半の辞書「文明本節用集(ぶんめいぼんせつようしゅう)」に「遺憾」の用例が見られますが、一般的に用いられるようになるのは江戸時代に入ってからです。
現代のように「遺憾ながら」や「遺憾なく」という形で用いられるようなったのは、明治時代以降だと考えれられています。
類語・関連語
・残念(ざんねん) ・無念(むねん) ・地団駄を踏む(じだんだをふむ) ・唇を噛む(くちびるをかむ) ・臍を噛む(ほぞをかむ) ・寝覚めが悪い(ねざめがわるい) ・後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる) ・勿体無い(もったいない) ・忌々しい(いまいましい) ・焼き餅(やきもち) ・ 不貞腐れる(ふてくされる) ・鼻持ちならない(はなもちならない) ・眉を顰める(まゆをひそめる) ・苦虫を噛み潰す(にがむしをかみつぶす) ・目の上のたん瘤(めのうえのたんこぶ)
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