韋駄天(いだてん)の語源・由来

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韋駄天

NHK大河ドラマのタイトルにもなっている「韋駄天(いだてん)」。
仏教に深い関りがある言葉です。

この記事では「韋駄天」の語源や由来についてご紹介します。

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韋駄天の意味

足が速い人。

語源・由来

「韋駄天」は仏教の神様で、もとを辿るとバラモン教の神様です。
この「韋駄天」は、仏舎利(ぶっしゃり=釈迦の遺骨)を盗んで逃げた「捷疾鬼(しょうしつき)」という足の速い鬼を追いかけて仏舎利を取り戻したことから、非常に足が速い神様とされています。
ここから「足の速い人」を比喩的に「韋駄天」と呼ぶようになりました。
「韋駄天」という名は、サンスクリット語で「跳ぶ者」を意味する「skanda(スカンダ)」が語源。
「skanda」は「建陀(ケンダ)」などと音訳されましたが、これが転写される過程で誤記され「韋駄」になったと考えられています。
「天」は「神」を意味します。

類語・関連語

・帝釈天(たいしゃくてん) ・毘沙門天(びしゃもんてん) ・吉祥天(きちじょうてん) ・仁王(におう) ・広目天(こうもくてん) ・増長天(ぞうじょうてん) ・持国天(じこくてん) ・多聞天(たもんてん) ・不動明王(ふどうみょうおう) ・仏陀(ぶっだ) ・夜叉(やしゃ) ・閻魔(えんま) ・弁財天(べんざいてん) ・月天(がってん) ・阿修羅(あしゅら) ・梵天(ぼんてん) ・四天王(してんのう) ・仏(ほとけ) ・鬼(おに) ・神(かみ) ・餓鬼(がき) ・御伽噺、御伽話(おとぎばなし) ・天邪鬼(あまのじゃく) ・ 阿弥陀くじ(あみだくじ)

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