一巻の終わり(いっかんのおわり)の語源・由来

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一巻の終わり

よく聞く慣用句の「一巻の終わり(いっかんのおわり)」。

なぜ「一巻の終わり」と言うようになったのか、その語源や由来について解説していきます。

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一巻の終わりの意味

物事の全てが終わること。物事の結末がついて先の望みが全くないこと。

語源・由来

「一巻の終わり」の「一巻」は書物やフィルムなどの、ひと巻き全部のこと。
「一巻の終わり」は、活動写真(かつどうしゃしん=「映画」の古い呼び名)の弁士(べんし=無声映画の画面の説明を職業とした人)が上映の終わりに「一巻の終わり」と決り文句を言ったことに由来します。
ここから転じて「一巻の終わり」は「全てが終わること」という意味になったとされています。

類語・関連語

・お仕舞い(おしまい) ・びりっ尻(びりっけつ) ・どん尻(どんけつ) ・土壇場(どたんば) ・お先真っ暗(おさきまっくら) ・どん詰まり(どんづまり) ・終止符を打つ(しゅうしふをうつ) ・ピリオドを打つ(ぴりおどをうつ) ・有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる) ・ちょんになる  ・止めを刺す(とどめをさす) ・片が付く(かたがつく) ・けりが付く(けりがつく) 

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