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目次
いらいら
日常的によく使う「いらいら」という言葉。
なぜ「いらいら」と言うようになったのか、ここではその語源や由来について解説していきます。
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いらいらの意味
あせったり不快なことがあったりして、神経が高ぶるさま。いらだたしいさま。光などが刺激するさま。ちくちくした刺激を受けるさま。
語源・由来
「いらいら」の「いら」は「とげ」を意味する言葉で、これを重ねた言葉が「いらいら」です。
鎌倉時代の辞書である「名語記(みょうごき)」に「海老はいらいらとして角ありて」とあるように、「いらいら」はもともと物理的にとげが多く出ているさまを言いましたが、転じて「とげに刺された時のちくちくした刺激」や「光や暑さによる不快な刺激」を意味するようになり、さらに転じて現代のように「いらだたしいさま」を意味するようになりました。
「いらいら」は、現代では主に「いらだたしいさま」という意味で用いますが、もとの意味に近い「光などが刺激するさま」や「ちくちくした刺激を受けるさま」という意味でも用います。
類語・関連語
・ぴりぴり ・癪に障る(しゃくにさわる) ・まどろっこしい ・業を煮やす(ごうをにやす) ・もどかしい ・焦れったい(じれったい) ・痺れを切らす(しびれをきらす) ・やきもき ・じりじり ・そわそわ ・むずむず ・隔靴掻痒(かっかそうよう) ・ストレス ・せっかち ・むかつく ・短気は損気(たんきはそんき) ・カッとなる ・魔が差す(まがさす)
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