命辛々(いのちからがら)の語源・由来

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命辛々

「命辛々逃げ出した」などのように用いる「命辛々(いのちからがら)」という言葉。
一度は耳にしたことがあることばでしょう。。

この記事では「命辛々」の語源や由来について解説していきます。

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命辛々の意味

何とか命だけは失わずにギリギリのところで。

語源・由来

「命辛々(いのちからがら)」の「からがら」は「からし(辛し)」という形容詞の「から」の繰り返しが濁ったものです。

「からがら」は「かろうじて」や「やっとの思いで」という意味の言葉であり、中世から用例が見られます。

この「からがら」と「命」を一つにした慣用句が「命辛々」です。

類語・関連語

命(いのち)  ・命綱(いのちづな) ・命乞い(いのちごい) ・命を懸ける(いのちをかける)  ・這う這うの体(ほうほうのてい) ・辛うじて(かろうじて) ・何とかかんとか(なんとかかんとか) ・どうにかこうにか  ・かつかつ  ・曲がり形にも(まがりなりにも) ・ようやっと ・兎に角(とにかく) ・ 

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