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嘘も方便
一度は耳にしたことがある「嘘も方便」という慣用句。
「嘘も方便」は仏教に由来する言葉です。
「嘘も方便」の語源や由来はどのようなものでしょうか?
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嘘も方便の意味
場合によっては嘘をつくことも必要であること。
語源・由来
「方便」はもともと仏教語であり、「衆生を教え導く手段」という意味の言葉です。
「嘘も方便」という慣用句は、法華経の「三車火宅(さんしゃかたく)」の喩え話が由来であるとされています。
三車火宅の喩え話は、「長者の邸宅が火事になった際、中にいた子供達が遊びに夢中で火事に気づかず長者の呼び掛けに応じようとしなかったため、長者は子供達が欲しがっていた羊の車と鹿の車と牛の車の三つの車が外にあるぞ、と嘘を言って子供たちを外に出した 」というものです。
長者が嘘をつかなければ子供達は火事によって死んでいたことから、「場合によっては嘘をつくことも必要であること」という意味で「嘘も方便」と言うようになったとされています。
類語・関連語
・ 嘘八百(うそはっぴゃく) ・嘘っ八(うそっぱち) ・法螺(ほら) ・根も葉もない(ねもはもない) ・ 出任せ(でまかせ) ・出鱈目(でたらめ) ・きな臭い(きなくさい) ・でっち上げ(でっちあげ) ・絵空事(えそらごと) ・空念仏(からねんぶつ) ・荒唐無稽(こうとうむけい) ・虚仮威し(こけおどし) ・真しやか(まことしやか) ・イカサマ ・まやかし ・食わせ物(くわせもの) ・ 詐欺(さぎ) ・でっちあげ ・ガセ ・眉唾物(まゆつばもの) ・如何わしい(いかがわしい)
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