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現をぬかす(うつつをぬかす)
「夢うつつ」という言葉は目にしたことが多いかと思いますが、「うつつをぬかす」とはどういう意味なのでしょうか?
語源を調べてみましょう。
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現を抜かす(うつつをぬかす)の意味
ある物事に心をうばわれ、夢中になって我を忘れること。
語源・由来
「うつつ」とは正気・現実のこと。
「現を抜かす」は、正気がはっきりしていない状態を表すことから「物事に心を奪われ我を忘れる」という意味になったとされています。
夢か現実かと迷っているときに「夢・うつつ」といっていたのが、のちに夢を省略して「うつつ」のみで用いるようになったといわれています。
類語・関連語
・夢中(むちゅう) ・うつらうつら ・ぞっこん ・憂き身をやつす(うきみをやつす) ・溺れる(おぼれる) ・血道をあげる(ちみちをあげる) ・首ったけ(くびったけ) ・病膏肓に入る(やまいこうこうにいる) ・上の空(うわのそら) ・心(こころ)
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