味気ない(あじけない)の語源・由来

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味気ない

あまり良い意味ではない「味気ない」という言葉。

日常的に使う言葉であり、一度は耳にしたことがあると思います。

「味気ない」の語源や由来はなんでしょうか?

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味気ないの意味

面白くない。味わいがない。

語源・由来

もとは「苦々しい」「不条理でよくない」という意味を示す語。
古くは「あづきなし」で平安時代に「あぢきなし」に転じ、さらに「あじきなし」と表記されるようになり、明治期以降に「あじけない」になったとされています。
「あづきなし」は「ああ、つきなし」の転や「わづきなし」の転とする説がありますが、詳しくは不明。
「味気」は後世の当て字です。
「なし」は「無し」、もしくは形容詞を作る接尾語の「なし」であると考えられています。

類語・関連語

ありきたり ・うんざり ・げんなり ・退屈(たいくつ) ・徒然(つれづれ) ・手持無沙汰(てもちぶさた) ・無味乾燥(むみかんそう) ・興醒め(きょうざめ) ・詰まらない(つまらない) ・鼻白む(はなじろむ) ・憂鬱(ゆううつ) ・気怠い(けだるい) ・倦怠期(けんたいき) ・飽き飽き(あきあき) ・陰気臭い(いんきくさい) ・辛気臭い(しんきくさい) ・意気消沈(いきしょうちん) 

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