あだな(渾名・綽名)の語源・由来

あだな

親しみを込めて友人につけることが多い「あだな」。
漢字では「渾名」や「綽名」と表記します。

なぜ「あだな」というのでしょうか?

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あだなの意味

本名とは別に、親しみを込めたり、あざけったりして相手を呼ぶ名前。容姿、性質、くせ、挙動などの特徴から名付けられる。ニックネーム。通称。愛称。

語源・由来

「あだな」は「あざな」と混じって成立した言葉です。

「あだな」はもともと「徒名」と表記され、古く平安時代から用いられていました。
「徒名」は「浮き名」「濡れ衣」「色好みの評判」などを意味していました。

一方、「あざな」は「字」と表記され、中国で男子が成人後につける別名のことです。
この「字」が日本でも用いられるようになると、転じて現在の「あだな」の意で使われるようになりました。
もともとあった「徒名(あだな)」は「字(あざな)」と音が似ていたため、混同されて現在の「あだな」になったと考えられています。
「あだな」が現在の意味になったのは、近世以降です。

その他の説としては、けなしたり悪く言ったりする意で「仇名(あだな)」が語源とする説や、「あだ」は「あだしびと(他人)」のことで、「あだな」は他人がつけた呼び名の意、とする説などがあります。

類語・関連語

・字(あざな) ・又の名(またのな) ・愛称(あいしょう) ・ニックネーム ・ハンドルネーム ・ペンネーム ・雅号(がごう) ・尊名(そんめい) ・氏(うじ) ・姓(せい) ・覆面(ふくめん) ・名前(なまえ) ・襲名(しゅうめい) ・諱、忌み名(いみな) ・四股名、醜名(しこな) ・戒名(かいみょう) ・苗字、名字(みょうじ) ・源氏名(げんじな) 

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