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当て馬
ちょっと気の毒な「当て馬」。
なぜ「当て馬」というのでしょうか?
この記事では「当て馬」の語源や由来についてご紹介します。
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当て馬(あてうま)の意味
相手の反応や様子を探るために、仮に表に出される人。
語源・由来
「当て馬」とは本来、雌馬の発情の有無を調べたり発情を促したりする目的で、仮にあてがわれる牡馬のことを指します。
当て馬にされる牡馬は雌馬の発情が確認されると引き離され、実際に交尾することはありません。
ここから比喩的に現在の意味が生じました。
例えば、スポーツで先発メンバーに仮の選手を登録しておいて、相手のメンバーがわかってからこちらの正式なメンバーを決める、というような場合の仮の選手を「当て馬」といいます。
仮の選手は実際には試合に出場しません。
また、剣道などの団体戦で、相手方の強い選手にこちらの弱い選手を当てて、その他のメンバーでポイントを稼ごうとする戦術のときの、弱い選手のことも「当て馬」といいます。
類語・関連語
・馬(うま) ・駒(こま) ・麒麟(きりん) ・栗毛(くりげ) ・葦毛(あしげ) ・サラブレッド ・驢馬(ろば) ・種馬(たねうま) ・駆け引き(かけひき) ・布石(ふせき) ・水を向ける(みずをむける) ・手薬煉を引く(てぐすねをひく) ・頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず) ・捨て駒(すてごま) ・八百長(やおちょう) ・噛ませ犬(かませいぬ) ・負け犬(まけいぬ) ・馬車馬(ばしゃうま) ・クーペ ・馬子にも衣裳(まごにもいしょう)
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