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あらゆる
「あらゆる事態を想定する」などのように用いる「あらゆる」という言葉。
古くは漢字で「所有」と書きました。
ここでは「あらゆる」の語源や由来について解説していきます。
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あらゆるの意味
すべての。ありとあらゆる。あり得る限りの。
あらゆるの語源・由来
「あらゆる」は動詞「有り」の未然形「あら」に奈良時代に使われていた可能の助動詞「ゆ」の連体形「ゆる」がついたものです。
「ゆる(ゆ)」は奈良時代以降は用いられておらず、「あらゆる」や「いわゆる」など、成句的なものにのみ残存しています。
漢文では「所有」が「存在しうる限りの」という意味で用いられており、「あらゆる」は「所有」を訓読して生じた言葉とされています。
類語・関連語
・漏れ無く(もれなく) ・遍く(あまねく) ・満遍なく(まんべんなく) ・耳を揃える(みみをそろえる) ・何でも彼んでも(なんでもかんでも) ・何も彼も(なにもかも) ・一から十まで(いちからじゅうまで) ・一事が万事(いちじがばんじ) ・根掘り葉掘り(ねほりはほり) ・一切合切(いっさいがっさい) ・根こそぎ(ねこそぎ) ・虱潰し(しらみつぶし) ・ピンからキリまで(ぴんからきりまで) ・一部始終(いちぶしじゅう)
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