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目次
ありがとう
日常的にとてもよく使う言葉の「ありがとう」。
「ありがとう」の語源には、仏教が深く関係しています。
身近な言葉の「ありがとう」の語源や由来はどのようなものでしょうか?
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ありがとうの意味
相手に対する感謝の気持ちを表す言葉。
ありがとうの語源・由来
「ありがとう」は、形容詞「有り難し(ありがたし)」の連用形「有り難く(ありがたく)」が発音上の便宜により「ありがとう」となったものです。
すなわち、「ありがたく」が「ござります」に続くときに、「ありがたくござります」では発音しにくいため、「ありがとうござります」となり、後に「ござります」が省略されて「ありがとう」になったと考えられています。
「ありがとう」の語源である「有り難し」は文字通り「有ること」が「難しい」の意であり、めったになくて貴重なことを表した言葉です。
これが平安時代末期以降に、特に仏教的な意味を帯び、仏の慈悲など、めったにないほど貴重で得難いものを自分は得ていることへの宗教的な感謝の意味で用いられました。
さらに、近世に入ると意味が広がり「忝い(かたじけない)」にかわって、一般的な感謝を表す最もありふれた言葉になり、現在に至ります。
類語・関連語
・忝い(かたじけない) ・痛み入る(いたみいる) ・恐れ入る(おそれいる) ・勿体無い(もったいない) ・ 有難涙(ありがたなみだ) ・御の字(おんのじ) ・いただきます ・会釈(えしゃく) ・お辞儀(おじぎ) ・おはよう ・いらっしゃい ・お陰様(おかげさま) ・御免(ごめん) ・こんにちは ・こんばんは ・さようなら ・バイバイ ・あばよ ・よろしく ・ただいま ・おやすみ ・ご機嫌よう(ごきげんよう) ・母の日(ははのひ) ・父の日(ちちのひ)
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