ありあり(有り有り・在り在り)の語源・由来

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ありあり

「ありありと表情に表れる」などのように用いる「ありあり」という言葉。
漢字では「有り有り」や「在り在り」とっ表記します。

この記事では「ありあり」の語源や由来について解説していきます。

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ありありの意味

はっきりと現れるさま。

ありありの語源・由来

「ありあり」は動詞「有り」の終止形「あり」を重ねた言葉です。
「ありあり」は中世に成立した言葉であり、「 あり」を繰り返すことで意味を強め、はっきりある様子を表しています。

一般的に「ありありと」のように用いますが、「ありありし」という形容詞も存在します。
「ありありと」の用例は1215年の「古事談」に、「ありありし」の用例は10世紀末の「宇津保物語」にみられます。

類語・関連語

・火を見るよりも明らか(ひをみるよりもあきらか) ・一目瞭然(いちもくりょうぜん) ・掌を指す(たなごころをさす) ・紛う方なし(まがうかたなし) ・旗幟鮮明(きしせんめい) ・まざまざと ・明らか(あきらか) ・如何にも(いかにも) ・はっきり ・ざっくばらん ・歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ) ・露骨(ろこつ) ・赤裸々(せきらら)  ・生々しい(なまなましい) ・明々白々(めいめいはくはく)  ・明かり(あかり)

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