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粋
下町の江戸っ子が使うイメージがある「粋(いき)」という言葉。
現代でも使われる言葉です。
この記事では「粋」の語源や由来についてご紹介していきます。
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粋の意味
さっぱりした気立てで、垢ぬけがし、色気があってしゃれていること。また、そのような様子や身のこなし。反対語は「野暮(やぼ)」。
粋の語源・由来
「粋(いき)」は漢語の「意気(いき)」 が語源で、遊里で生じた言葉とされています。
「意気」は「心ばえ」や「気合」などを意味する言葉。
「意気」が江戸時代初期から遊興の場での心意気を示すようになり、のちに「粋」の字を当てるようになり、垢ぬけのした極めて洗練された精神美を言うようになったとされています。
もともとは男性に対して用いられる言葉でしたが、江戸時代後期の化政期を過ぎると、女性の美しさを表す語として色っぽさの意味を含むようになり、男女の別なく用いられるようになって現在に至ります。
類語・関連語
・垢抜け(あかぬけ) ・灰汁抜け(あくぬけ) ・小股の切れ上がった(こまたのきれあがった) ・小粋(こいき) ・洒落た(しゃれた) ・小洒落た(こじゃれた) ・鯔背(いなせ) ・外連味が無い(けれんみがない) ・はいから ・艶めかしい(なまめかしい) ・妖艶(ようえん) ・セクシー ・華やか(はなやか) ・色香(いろか) ・婀娜(あだ) ・色っぽい(いろっぽい)
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