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目次
痛い
日常的に使われる「痛い(いたい)」という言葉。
最近では若者言葉としても用いられていますが、「痛い」の語源や由来はなんでしょうか?
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痛いの意味
肉体的、精神的に苦痛を感じるさま。
語源・由来
「痛い」は、現代では「肉体的、精神的な苦痛を感じるさま」を意味しますが、本来は「激しい刺激を受けた際の肉体的・精神的な感覚」を意味する言葉で、苦痛のようなマイナスの感覚だけではなく、プラスの感覚も表す広い意味の言葉です。
「痛い」のもとになっている言葉は「甚(いた)」。
「甚」は「程度が激しいこと」を意味する言葉です。
「甚」がもとになり「痛い」「痛し」「労わる(いたわる)」などの言葉が生まれました。
若者言葉の「痛い」は、「痛々しい」から派生して「かわいそう」や「みっともない」などの意味で用いられています。
類語・関連語
・痛々しい(いたいたしい) ・痒い(かゆい) ・擽ったい(くすぐったい) ・ずきずき ・がんがん ・きりきり ・しくしく ・イタイイタイ病(いたいいたいびょう) ・熱い(あつい) ・気の毒(きのどく) ・見るに堪えない(みるにたえない) ・忍びない(しのびない) ・憂鬱(ゆううつ) ・可哀想(かわいそう) ・無残(むざん) ・労しい(いたわしい)
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