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一張羅
現代でも使われる言葉の「一張羅(いっちょうら)」。
漢字で書ける人はあまりいないでしょう。
この言葉の語源や由来は何でしょうか?
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一張羅の意味
持っている衣服の中で一着しかない上等なもの。非常に大切にしている衣服。
語源・由来
「一張羅」は「一挺蠟(いっちゃうらう)」が訛った言葉です。
「一挺蠟」は「一本しかない蝋燭(ろうそく)」という意味の言葉。
新潟県の佐渡などでは最も上等な晴れ着のことを「一丁蝋燭(いっちょうろうそく)」と呼びますが、これはこの語源説を裏付けるものとなっています。
「一張羅」の漢字の意味は、「一張」は着物などの数え方で「一つ」、「羅」は「薄絹(うすぎぬ)」を意味します。
類語・関連語
・余所行き(よそゆき) ・花嫁衣裳(はなよめいしょう) ・白無垢(しろむく) ・十二単(じゅうにひとえ) ・紋付き(もんつき) ・羽織袴(はおりはかま) ・振袖(ふりそで) ・打ち掛け(うちかけ) ・小袖(こそで) ・燕尾服(えんびふく) ・羽織(はおり) ・ちゃんちゃんこ ・半纏(はんてん) ・褞袍(どてら) ・作務衣(さむえ) ・着流し(きながし) ・梅春物(うめはるもの) ・甚兵衛(じんべえ) ・浴衣(ゆかた) ・虎の子(とらのこ) ・大切(たいせつ) ・蝋燭(ろうそく) ・お洒落(おしゃれ) ・切り札(きりふだ)
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