齷齪(あくせく)の語源・由来

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齷齪

難しい漢字が使われている「齷齪」という言葉。

ここでは「齷齪」の語源や由来について解説していきます。

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齷齪の意味

細かいことを気にして落ち着かないさま。目先のことにとらわれて、こせこせと気ぜわしくするさま。

語源・由来

齷齪はもともと「歯と歯の隙間が狭いこと」を意味する言葉です。
そこから転じて「心が狭いさま」「こせこせするさま」を意味するようになりました。

齷齪は正式には「あくさく」と読みますが、日本では慣習的に「あくせく」と発音し、さらに「あくせき」「あくせい」などの語も生じました。
「あくさく」から「あくせく」への音変化は、動詞「急く(せく)」からの類推が関係していると考えられています。

類語・関連語

慌てる(あわてる) ・泡を食う(あわをくう) ・あたふた ・骨を折る(ほねをおる) ・現を抜かす(うつつをぬかす) ・一生懸命(いっしょうけんめい) ・浮足立つ(うきあしだつ) ・我武者羅(がむしゃら) ・せっかち ・そそっかしい ・病膏肓に入る(やまいこうこうにいる) ・目の色を変える(めのいろをかえる) ・根を詰める(こんをつめる) ・世知辛い(せちがらい) ・頑張る(がんばる) ・遮二無二(しゃにむに)

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