当たり前(あたりまえ)の語源・由来

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当たり前

日常的にとてもよく使う「当たり前」という言葉。

なぜ「当たり前」というようになったのか、その語源や由来について解説していきます。

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当たり前の意味

当然。 道理から考えて、そうあるべきこと。ごく普通のありふれたこと。

語源・由来

当たり前の語源には二つの説があります。

一つは漢語の「当然」を当て字で「当前」と書くことが慣用化され、その「当前」を訓読して「当たり前」となったとする説。
漢語表記の訓読から和語が生じることは他にも多数の類例があります。

もう一つは、漁業などで収穫物を現物で分配する時に一人当たりの分け前を「当たり前 」といったことが語源とする説。
その分け前を受け取ることは当然の権利であることから「当たり前」に「当然」という意味が生じたとされています。

どちらの説も有力視されており、断定はできません。

類語・関連語

あたぼう ・真っ当(まっとう) ・勿論(もちろん) ・言わずと知れた(いわずとしれた) ・定石(じょうせき) ・在り来たり(ありきたり) ・月並み(つきなみ) ・真面(まとも) ・言わずもがな(いわずもがな) ・無理もない(むりもない) ・尤も(もっとも) ・然も有りなん(さもありなん) ・当然(とうぜん) ・元より(もとより) ・一も二もなく(いちもにもなく) ・成る程(なるほど) ・案の定(あんのじょう) ・道理で(どうりで) ・それもその筈(それもそのはず) ・ご多分に漏れず(ごたぶんにもれず) ・杓子定規(しゃくしじょうぎ) ・判で押したよう(はんでおしたよう)

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