油虫(あぶらむし)の語源・由来

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油虫

園芸にはつきものの「油虫」。
ちょっと気持ち悪い語源です。

ここでは「油虫」の語源や由来についてご紹介します。

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油虫の意味

カメムシ目アブラムシ科に属する昆虫の総称。アリマキ(蟻牧)。また、ゴキブリの俗称。

油虫の語源・由来

江戸時代に、萩 (ハギ) に寄生するアブラムシを手ですりつぶして頭髪に塗ってテカテカに光らせる子供の遊びがあったことに由来します。
頭髪が油を塗ったようにテカテカになることから「油虫」と呼ばれるようになりました。

ゴキブリの別名としての「油虫」は、江戸中期の「和漢三才図会」にあるように、褐色で油を塗ったような光沢があり、油のような独特の臭気を放つところから名づけられたとされています。

類語・関連語

・油(あぶら) ・油蝉(あぶらぜみ) ・百足(むかで)  ・蚯蚓(みみず) ・蛞蝓(なめくじ) ・蜘蛛(くも) ・蜻蛉(とんぼ) ・塩辛蜻蛉(しおからとんぼ) ・飛蝗(ばった) ・殿様飛蝗(とのさまばった) ・蟋蟀(こおろぎ) ・閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ) ・源氏蛍(げんじぼたる) ・平家蛍(へいけぼたる) ・薄羽蜉蝣(うすばかげろう) ・女郎蜘蛛(じょろうぐも) ・蠍(さそり) ・つくつく法師(つくつくぼうし) ・ 蟻(あり) ・蟻地獄(ありじごく) ・ 水黽、水馬(アメンボ) ・ ・油を絞る(あぶらをしぼる) ・油を売る(あぶらをうる) 

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