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あんぽんたん
とても不思議な言葉の「あんぽんたん」。
なぜこのような言葉が出来たのでしょうか?
この記事では「あんぽんたん」の語源や由来について解説していきます。
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あんぽんたんの意味
馬鹿・阿保・愚か者の意だが、それらよりも軽い気持ちで用いることが多い。
あんぽんたんの語源・由来
「あんぽんたん」は「あほう」と「だらすけ(愚か者の意)」が組み合わさった「あほだら」または「あほんだら」が転じた言葉とされています。
「あんぽんたん」は漢字で書くと「安本丹」となり、当時広く使用された「万近丹(まんきんたん)」や「反魂丹(はんごんたん)」などの薬をもじって出来た語だと考えられています。
「あんぽんたん」は18世紀後半の江戸に現れた俗語であり、随筆「嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)」に1764年頃に江戸で流行したと記されています。
「あんぽんたん」の その他の語源説としては、「あほ」を擬人化した「あほ太郎」が転じた「あほたら」が語源とする説や、上方語の「あほう」が転じた「あほたん」が語源とする説などがあり確かな説はありませんが、いずれの説も「万近丹(まんきんたん)」や「反魂丹(はんごんたん)」などの薬をもじって出来た言葉だとする部分は共通しています。
類語・関連語
・阿保・安保(あほう) ・馬鹿(ばか) ・間抜け(まぬけ) ・阿保んだら(あほんだら) ・頓馬(とんま) ・頓痴気(とんちき) ・木偶の坊(でくのぼう) ・いかれぽんち ・惚け茄子(ぼけなす) ・碌で無し(ろくでなし) ・頓珍漢(とんちんかん) ・すっとこどっこい ・唐変木(とうへんぼく) ・昼行灯(ひるあんどん) ・抜け作(ぬけさく) ・表六玉(ひょうろくだま) ・独活の大木(うどのたいぼく) ・虚仮(こけ) ・戯け(たわけ) ・へな猪口(へなちょこ) ・門外漢(もんがいかん) ・あてずっぽう ・盆暗(ぼんくら)
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もんがいかん、知らんかった。