息(いき)の語源・由来

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生命を維持するために欠かせない「息」ですが、なぜ「息(いき)」というのでしょうか?

ここでは「息」の語源や由来について、ご紹介していきます。

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息の意味

口や鼻を通して空気を吸ったり吐いたりすること。呼吸。 また、呼吸する空気のこと。

息の語源・由来

息の語源には諸説あります。
江戸後期の国語辞書「和訓栞(わくんのしおり)」によれば「息」は「生」を意味するとされており、江戸中期の語源辞書「日本釈名(にほんしゃくみょう)」にも「息」は「生」の意、または「出気(いずるき)」の略とされています。
江戸前期の語学書「和句解(わくげ)」によれば「い」は「いで(出)」、「き」は「ひき(引)」が由来とされており、この他、「いき(胃気)」が語源とする説など、多くの説が存在し、定説はないようです。

類語・関連語

生きる(いきる) ・欠伸(あくび)  ・虫の息(むしのいき) ・呼吸(こきゅう) ・阿吽の呼吸(あうんのこきゅう) ・鼻息(はないき) ・涎(よだれ) ・唾(つば) ・げっぷ ・鼾(いびき) ・くしゃみ ・しゃっくり ・咳(せき) ・青息吐息(あおいきといき) ・息を引き取る(いきをひきとる)

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