稲妻(いなづま)の語源・由来

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稲妻

「稲」の「妻」と書いて「稲妻(いなづま)」。
なぜ「稲の妻」なのでしょうか?

この記事では「稲妻」の語源や由来について解説していきます。

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稲妻の意味

放電現象により空中をひらめく雷光。稲光(いなびかり)。

語源・由来

「稲妻」の語源は「いな(稲)」+「つま(夫)」です。
「つま」は夫婦や恋人がお互いを呼ぶ言葉で、古くは男女ともに使われていました。
現代では「つま」は「妻」を用いるので「稲妻」と書きます。
「いな」は「いね(稲)」が複合語を作るときの語形であり、雷光が稲を実らせるという古代信仰から、雷光を稲の連れ合いと見立てて「いなづま」という言葉が生まれたとされています。
ただし、この古代信仰は単なる迷信ではなく、近年の研究で、雷が多いと農作物が豊作になることが証明されています。

類語・関連語

・雷(かみなり) ・雷(いかづち) ・稲光(いなびかり) ・ぴかり  ・閃く(ひらめく) ・雷電(らいでん) ・青天の霹靂(せいてんのへきれき) ・雷親父(かみなりおやじ) ・雷が落ちる(かみなりがおちる) ・雷に打たれる(かみなりにうたれる) ・嵐(あらし)  ・竜巻(たつまき) ・神風(かみかぜ) ・荒れ模様(あれもよう) ・狐の嫁入り(きつねのよめいり) ・五月雨(さみだれ) ・梅雨(つゆ) ・ゲリラ豪雨(げりらごうう)  ・雹(ひょう)  ・霙(みぞれ) ・霰(あられ)  ・アメダス

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