あられ(霰)の語源・由来

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あられ

「雹(ひょう)」と区別がつきにくい「霰(あられ)」。

なぜ「あられ」と言うようになったのか、ここではその語源や由来について解説していきます。

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あられの意味

水蒸気が氷の粒になって降ってくるもので、直径5ミリ未満のもの。

あられの語源・由来

「あられ」の「あら」は 「粗・散」と同源であり、「細やかでないこと」の意味です。
あられは、降り散って密でない様が語源となって「あられ」と呼ぶようになったとされています。

この他、「荒く降る(あらくふる)」の意味で「あられ」とする説や、「荒雨(あらあめ)」の意味で「あられ」とする説などがあります。

古くは「雹(ひょう)」も「あられ」と呼んでいましたが、後に夏に降るものを「雹」、冬に降るものを「霰」と呼ぶようになりました。
現在では、直径5 mm 以上のものを「雹」、直径5 mm 未満のものを「霰」と区別しています。

類語・関連語

・雹(ひょう)  ・霙(みぞれ) ・氷雨(ひさめ) ・ダイヤモンドダスト ・牡丹雪(ぼたんゆき) ・粗目雪(ざらめゆき) ・風花(かざはな) ・雪煙(ゆきけむり) ・しずり雪(しずりゆき) ・嵐(あらし) ・雷(いかずち) ・狐の嫁入り(きつねのよめいり) ・五月雨(さみだれ) ・梅雨(つゆ) ・ぱらつく ・ぽつぽつ ・ぱらぱら ・しとしと ・ゲリラ豪雨(げりらごうう)  ・アメダス

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