愛嬌(あいきょう)の語源・由来

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愛嬌

「愛嬌のある人」などのように日常的に使う「愛嬌」という言葉。

語源には仏教が深く関係しています。

ここでは「愛嬌」の語源や由来についてご紹介していきます。

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愛嬌の意味

親しみやすく可愛らしいさま。人に好かれるような振る舞い。

愛嬌の語源・由来

愛嬌は仏教用語の「愛敬相(あいぎょうそう」が転じた言葉で、もともと「愛敬」と書き「あいぎょう」と読まれていました。
「愛敬相」は仏や菩薩の慈愛に満ちた優しく温和な表情のこと。

中世後期以降、 「愛敬」 の「敬」の意味が薄れ、顔かたちがにこやかで愛らしいさまをいうようになり、「嬌」の字を当てるようになりました。
ここからさらに表情、言動、態度などについても言うようになったとされています。

読み方については、室町時代ごろから清濁両形になり、近世には「アイキョウ」が優勢となり、やがて現在のように清音のみになりました。

類語・関連語

・親しみ ・愛想 ・可愛気 ・憎からず ・愛らしい ・可憐 ・無邪気 ・可愛い ・幼気 ・めんこい ・天真爛漫(てんしんらんまん) ・あどけない ・人懐っこい ・愛い(うい) ・天衣無縫(てんいむほう) ・愛くるしい ・キュート ・相合い傘(あいあいがさ)    

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