灰汁(あく)の語源・由来

スポンサーリンク

灰汁

料理につきものの「灰汁」。
転じて、比喩的に用ることもあります。

ここでは「灰汁」の語源や由来について解説していきます。

スポンサーリンク

灰汁の意味

食品などに含まれるえぐみ。灰を水に溶かした上澄みの水、洗濯や染色に用いる。転じて一般的に受け入れられにくいような強い個性をいう。

語源・由来

「灰汁(あく)」は「飽(あく)」と同源。
「あくどい」も同源と考えられています。

「灰汁」はもともと、灰を水に溶かした上澄みの水を意味する言葉でしたが、これが転じて植物などを水につけて浸出する液も灰汁と言うようになり、これがえぐみや渋みなどを伴うことから「えぐみ」の意で用いられるようになりました。

強い個性や癖の強い性質などを表す用法は幕末頃に生じたとされています。

類語・関連語

あくどい ・垢(あか) ・垢抜け(あかぬけ) ・渋み(しぶみ) ・苦み(にがみ) ・えぐみ ・酸味(さんみ) ・舌鼓を打つ(したつづみをうつ) ・油ギッシュ(あぶらぎっしゅ) ・苦汁(にがり) ・醍醐味(だいごみ) ・滋味(じみ) ・しつこい ・くどい ・風味(ふうみ) ・味(あじ)

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です