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痘痕
「痘痕も靨(あばたもえくぼ)」という諺にも用いられる「痘痕」という言葉。
「痘痕」の語源や由来は何でしょうか?
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痘痕の意味
天然痘が治った後に皮膚に残る痕。また、そのような形状のもの。
痘痕の語源・由来
「あばた」はサンスクリット語(梵語)で「かさぶた」を意味する「arbuda(あるぶだ)」の俗語形「abbida(あっぶだ)」が語源です。
この「abbida(あっぶだ)」の音写「頞浮陀(あぶだ)」が訛り、「あばた」になったとされています。
「頞浮陀」は仏教の八寒地獄の一つの名でもあり、あまりの寒さのために皮膚に水疱ができることから「頞浮陀」と名付けられました。
「頞浮陀」はかつては僧侶の間で天然痘が治った後に残る顔の痕を指す隠語でしたが、これが一般に広まり、現在に至ります。
「あばた」は、古くは「いもがさ」「もがさ」「みっちゃ」などと言われました。
類語・関連語
・アトピー ・汗疹(あせも) ・痣(あざ) ・皹(ひび) ・皸(あかぎれ) ・垢(あか) ・黒子(ほくろ) ・雀斑(そばかす) ・たん瘤(たんこぶ) ・膿(うみ) ・蕁麻疹(じんましん) ・水虫(みずむし) ・霜焼け(しもやけ) ・凍瘡(とうそう) ・面皰(にきび) ・疥癬(かいせん) ・お出来(おでき) ・ヘルペス ・疱疹(ほうしん) ・白癬(はくせん) ・吹き出物(ふきでもの) ・水虫(みずむし) ・田虫(たむし) ・陰金(いんきん) ・霜焼け(しもやけ) ・疣(いぼ) ・麻疹(はしか) ・火傷(やけど)
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