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朝顔
小学校の夏休みの課題で観察する「朝顔」。
語源を知っていると先生に褒めてもらえるかもしれません。
この記事では「朝顔」の語源や由来について解説していきます。
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朝顔とは
ヒルガオ科のつる性一年草。アジア原産で薬用として平安時代初期から栽培されている。江戸時代に非常に多くの品種が作られ、観賞用植物として広まる。夏の早朝、直径十センチから二十センチの花をつけ、午前中にしぼんでしまう。
語源・由来
「朝顔(あさがお)」は、平安時代初期に中国から薬用植物として伝来し、当初は漢名の「けにごし(牽牛子)」の名で呼ばれていました。
なぜ「あさがお」と呼ぶようになったかについては、朝に咲いて昼にしぼむことに由来するとする説や、「朝の容花(あさのかおばな)」に由来するとする説などがあります。
「容花」とは「美しい花」のことで、「朝の容花」は「朝に美しく咲く花」という意味です。
中国から「けにごし」が伝来する以前に、日本ではもともと「桔梗(ききょう)」や「木槿(むくげ)」を「あさがお」と呼んでおり、万葉集に秋の七草として詠まれているのも「桔梗」です。
「けにごし」が「あさがお」と呼ばれるようになったのは十世紀初め頃であり、「朝顔」という表記が定着したのは幕末頃と考えられています。
その他の説としては、「浅青(アサアヲ)」が語源とする説や「朝薫(アサカオル)」が語源とする説などもあります。
類語・関連語
・昼顔(ひるがお) ・夕顔(ゆうがお) ・夜顔(よるがお) ・朝(あさ) ・朝ぼらけ(あさぼらけ) ・葦・蘆・芦(あし) ・明日葉(あしたば) ・敦盛草(あつもりそう) ・あすなろ(翌檜) ・アネモネ ・菖蒲(あやめ) ・杏(あんず) ・あずき(小豆・赤小豆) ・あけび ・紫陽花(あじさい) ・浅葱色(あさぎいろ) ・芍薬(しゃくやく) ・百合(ゆり) ・水芭蕉(みずばしょう) ・仙人掌(さぼてん) ・大麻(たいま) ・芥子(けし) ・胡麻(ごま) ・金魚草(きんぎょそう) ・蓮(はす) ・露草(つゆくさ) ・大和撫子(やまとなでしこ) ・曼殊沙華(まんじゅしゃげ) ・彼岸花(ひがんばな) ・睡蓮(すいれん)
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