あすなろ(翌檜)の語源・由来

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あすなろ

面白い語源の「あすなろ」という植物。

「あすなろ」の樹形が、ほかの植物に似ているところがポイントです。

ここでは「あすなろ」の語源や由来についてご紹介します。

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あすなろの意味

ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。 東北から九州にかけて分布し、高さは10Mから30Mになる。おにひのき。あすひ。ひば。あすひ。

あすなろの語源・由来

「あすなろ」は樹形がヒノキに似ていることから、「明日はひのき(になろう)」の意で「あすなろ」となったとする説が有力です。
平安中期の枕草子にも「あすはひの木、なにの心ありて、あすはひのきとつけけむ」とあります。
ここから「あすなろ」は古くは「あすはひのき」 と呼ばれていたことがわかります。
「あすはひのき」の語源は、「あつは(厚葉)+ひのき(檜木)」で、葉がひのきより荒く大きい特徴から命名されたとされています。
「あすなろ」の別名「おにひのき」も同様の語源です。
この「あつはひのき」を「あすはひのき」と誤称し、さらに「明日はひのき(になろう)」の意と解釈したため、「あすなろ」になったと考えられています。

類語・関連語

明日葉(あしたば) ・敦盛草(あつもりそう)  ・蒲公英(たんぽぽ) ・向日葵(ひまわり) 百日草(ひゃくにちそう) ・日日草(にちにちそう) ・浅葱色(あさぎいろ) ・アザレア  ・アネモネ  ・あずき(小豆・赤小豆) ・あけび ・紫陽花(あじさい)  ・麻(あさ) ・朝顔(あさがお)  ・菖蒲(あやめ) ・杏(あんず)  ・雪柳(ゆきやなぎ) ・江戸彼岸(えどひがん) ・八重桜(やえざくら) ・染井吉野(そめいよしの)  ・明日(あす)   ・明日(あした)  ・菜の花(なのはな) ・芹(せり) ・胡瓜(きゅうり) ・茄子(なす) ・南瓜(かぼちゃ) ・人参(にんじん) ・牛蒡(ごぼう) ・大根(だいこん) ・二十日大根(はつかだいこん) ・慈姑(くわい) ・蓮根(れんこん) ・アスパラガス ・アンデスメロン

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