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荒ら家
使われている漢字から、意味は何となく理解できる「荒ら家」。
「あばらや」と読みます。
なぜ「あばら」なのでしょうか?
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荒ら家の意味
荒れ果てた家。廃屋。また、自分の家を謙遜して言う言葉。
荒らやの語源・由来
「あばら」の動詞形「あばる」は「荒れる」を意味し、「あばら」は「すき間が多く荒れたさま」を意味します。
「あばら」は骨と骨の間にすき間がある「あばら骨」の「あばら」や「まばら」にも通じています。
源氏物語に「人知れぬ荒ら家」とあるように、「荒ら家」は平安時代から用例がみられます。
古くは「東屋(あずまや=四方を開け放した休憩用の小さな建物)」のことも「荒ら家」といいました。
類語・関連語
・ 東屋(あずまや) ・家(いえ) ・数寄屋(すきや) ・納戸(なんど) ・納屋(なや) ・テント ・天幕(てんまく) ・バンガロー ・掘っ建て小屋(ほったてごや) ・バラック ・庵(いおり) ・母屋(おもや) ・離れ(はなれ) ・赤門(あかもん) ・縁側(えんがわ) ・切妻(きりづま) ・襤褸屋(ぼろや) ・おんぼろ ・アパート ・テラスハウス ・アジト ・マンション ・粗末(そまつ) ・しもた屋(しもたや)
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