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アメンボ
水溜りや池などでよく見かける「アメンボ」という昆虫。
語源には「雨」が関係していると思われがちですが、別の語源です。
「アメンボ」の語源や由来は何でしょう?
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アメンボの意味
カメムシ目アメンボ科に属する昆虫の総称。体長は3mm~26mm。池や沼の水面を滑走し、小さな昆虫を捕食する。アメンボウ。 ミズスマシ。
アメンボの語源・由来
「アメンボ」の「アメ」は「飴」のことで、 体の中央にある臭腺から、水飴のような臭いを発することに由来します。
「ン」は助詞の「の」が転じたもので、「ボ」は「坊」の意。
「アメンボ」はもともと「飴坊(あめぼう)」 または「飴の坊(あめのぼう)」であり、発音上の便宜で「ん」を挿入し「う」を省略したものです。
「アメンボ」は「ミズスマシ(水澄まし)」ともいいますが、これは江戸時代の京都周辺での呼び名です。
江戸では「跳馬(ちょうま)」と呼びました。
また、「アメンボ」は「水黽」や「水馬」と漢字表記することもありますが、これは漢名に由来します。
類語・関連語
・薄羽蜉蝣(うすばかげろう) ・源氏蛍(げんじぼたる) ・平家蛍(へいけぼたる) ・百足(むかで) ・蚯蚓(みみず) ・蛞蝓(なめくじ)・ 蟻(あり) ・蟻地獄(ありじごく) ・蜻蛉(とんぼ) ・塩辛蜻蛉(しおからとんぼ) ・飛蝗(ばった) ・殿様飛蝗(とのさまばった) ・蟋蟀(こおろぎ) ・閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ) ・女郎蜘蛛(じょろうぐも) ・蠍(さそり) ・つくつく法師(つくつくぼうし) ・油虫(あぶらむし) ・でんでんむし ・蝸牛(かたつむり) ・雨蛙(あまがえる) ・飴(あめ)
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