赤の他人(あかのたにん)の語源・由来

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赤の他人

現代でも普通に使われている「赤の他人」という言葉。

「他人」はわかりますが、なぜ「赤」なのでしょうか?

ここでは「赤の他人」の語源や由来について、ご紹介します。

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赤の他人の意味

全く縁のない他人。正真正銘の他人。

赤の他人の語源・由来

赤の他人の赤は「赤裸」「赤恥」「赤嘘」などの赤と同じで「全くの」「明白な」の意。
赤は親密でないことを表すとする説や赤は梵語で水を表すことから水のように冷たいことを意味するなどの説もありますが、赤は明白なという意味の接頭語であるとする説が一般的です。

平安末期には、丸裸を意味する「赤裸(あかはだか)」という言葉が現れ、江戸時代になると「赤恥」「赤嘘」「真っ赤な嘘」「赤の他人」などの言葉が生まれました。
江戸末期の「おらが春」に「花の蔭、赤の他人はなかりけり」の記述があります。

類語・関連語

赤恥(あかはじ)  ・赤門(あかもん)  ・赤女(あかめ)  ・赤字(あかじ)  ・赤ちゃん(あかちゃん)  ・赤ん坊(あかんぼう)  ・赤烏帽子(あかえぼし)  ・赤貝(あかがい)  ・赤(あか)  ・明かり(あかり)  ・あかんべい  ・垢(あか)  ・銅(あかがね)

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